首都圏をはじめ、人口の多い都市部に住まれている方。
一度は気になったことがあるのではないでしょうか?
首都圏のように、多くの人が集合住宅に暮らし、人間関係が希薄さに慣れている方からすると疑問ですよね!
田舎は人間関係が濃いなんてよく言われますが、
実際大変なことも多く、地方移住のデメリットにも挙げられることがあります。
今回は、首都圏から秋田県に移住した私が、田舎の人間関係のメリット・デメリットを紹介していきます!
田舎の人間関係が大変な理由【3選】
私は2019年夏に、地方転勤で埼玉から地元の秋田に移住してきました。
詳しい経緯はコチラ↓
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転勤してきた当時は久々の田舎になかなか馴染めず、
苦労したのを覚えています。
①仲間意識がプライベートでも強い!
これを聞くと、素晴らしいことのように思えます。
職場で大変な時など、みんなで乗り越えて成果を出すことで、団結力が強まります!
近所中、下手すりゃ街中"監視マンだらけ"です(笑)
気にかけてくれるのは大変ありがたいことです。
もともと日本は農耕民族です。
機械のない時代なので、集団でないと作業が回らないのです。
田植え、稲刈り、畑の管理、木材の切り出し、家事、育児、葬式etc...
全てのことに人手が必要な時代でした。
少なくとも私が生まれ育った平成の時代でも、
実家の農家で上記の作業を総出でやっていました。もちろん機械はありますが、あくまで人間のアシストにすぎません。
すべてチームワークです!その名残が多々残っております。
チームの人間には自然と詳しくもなりますし、興味・関心も向きますよね。
したがって田舎、特に郡部では車で外出すると、生活パターンを押さえられます(笑)
②人のうわさが大好き!文〇記者並みの情報網
田舎は噂が出回るのが早いと聞いたことがありませんか?
これは間違いありません!都会にいた時より数百倍は早いです(笑)
セブンイレブンが秋田市に出来たのが、2013年だったのに...
「セブン-イレブン」が 秋田市内に初出店 へ-5 店舗同時にー秋田経済新聞
娯楽も少ないので、簡単に手に入る「他人の情報」が娯楽となります。。。
ソースの薄い情報に信ぴょう性はなく、
あの人は○○かもしれない(maybe) → ○○の可能性が高い(probably) → ○○であるべきだ!(must)
このように他人のことは無責任なのを良いことに、
真実とは違う情報を噂によって広められます!
③「よそもの」扱い?閉鎖的な人もいる
上記で書いた仲間意識の強さですが、強さゆえにコミュニティに途中から入るのはハードルが高いこともしばしば。
移住当初、会社ではあいさつもろくに返してくれない上に、
あいつは挨拶がないなんて、酷いうわさを広められたこともありました。。
仲間意識をうまく利用しよう!~知られざる田舎のメリット~
これだけデメリットを書いてくると、移住したい方の為になりませんので、ここで田舎の人間関係のメリットをご紹介!
メリット
・仲良くなれれば強い連帯感が生まれる!
・子供の安全には地域の目が一番!
仲良くなれれば強い連帯感が生まれる!
「よそもの」には閉鎖的な人もいるといいましたが、最初だけです!
恥ずかしがり屋で、自分を出さない人が田舎には多いのです。
そういう人には、自分から積極的に挨拶をし、少しづつ関係を深めていきましょう。
一度仲良くなってしまえば、仲間意識の強い地域性の為、非常に心強いです。
困ったときには、みんなで助け合えます!
子供の安全には地域の目が一番!
プライベートは監視されているようだと書きましたが、
逆にとらえると、それは小さい子供のいる家庭にとって非常に心強いことです!
・子供がいつこの道を通ったか、
・どの友達といたか、
・何か悩み事はしてなさそうか、
こういう情報が近所の人から入りやすいので、セキュリティ的にも安心ですね!
子供は地域みんなで育てる!この価値観が浸透しています。
まとめ
田舎はその特殊性ゆえに、閉鎖的・暗い・陰湿・人間関係が面倒くさいなど、悪いイメージを持たれることが多いです。
確かに事実でもありますが、裏を返せば面倒見がよく、安心して子供を育てられる環境であると言えます。
最初は慣れるまで時間がかかるかもしれませんが、
皆さん照れ屋で自分を出したがらないだけですので、少しづつ関係を築いていきましょう!